ファジアーノ岡山のJFL前期第11節は秋田のTDK SC戦。
TDKは現時点で17位と下位に低迷しており、今期はまだ未勝利。「JFLに楽勝の試合は無い」とは言いつつも、今期勢いに乗るファジアーノだし、相手は秋田からの長距離遠征というホームの利を考えれば、勝ち点3を期待した試合だった。
一昨年の全国地域リーグ決勝大会での「借り」を返すという大きな宿題も持っているので、是非とも勝ちたい試合。(ついでに、下位で争っている先輩三菱水島FCへのアシストという意味でもTDKに勝ち点を与えたく無い)

結果から言うとファジアーノは今期初黒星、TDKは今期初勝利と、私たちサポーターの期待を大きく裏切る結果となってしまった。
1点を先制しながら、後半2点を取られての逆転負けだったが、今回の敗因は後半ディフェンス陣の足が止まったことよりも審判のジャッジによるものが大きいように思う。
まず試合開始早々のシーン。小林康剛がペナルティエリア内で倒され、絶対PKだ!と思ったところ、遅れて笛が鳴り、ちょっと前のオフサイドを宣告。オフサイドならオフサイドとすぐに笛を吹かないと、選手は無駄な体力を使うし、それ以上に怖いのは無理な交錯による怪我。この審判何考えてるんだろう?と思ってしまう。
その後もすぐ、前半8分に野本に対してイエローカード。10番ゲートの目の前だったので、近くでしっかり見ていたが、イエローどころか流しても良かったくらいのプレー。
納得できない判定に不満を持ちつつも、少しずつ気持ちを切り替えて、安定したプレーで徐々にファジアーノペースになり、前半26分に右サイドの川原からのクロスを小林康剛がヘッドでゴール。

このまま1-0で前半が終わったときには、何となく「勝てる」という気持ちが支配していた。
だが、後半も審判に悩まされる。後半8分まだまだ早い段階で、TDK25番がファジアーノ玉林へタックルして両者にイエローカード。TDK25番のファールだったのになぜ玉林にもイエローが出たのか周りは全く理解できず、ほかの選手からも審判へ抗議。
この執拗な抗議には訳が有る。実は、玉林は前半に1枚イエローをもらっているので、2枚目となり、このイエローをもらってしまえば退場となってしまう。そういう事情もあって、皆が強く抗議をしたのだが、審判の裁定は覆らない。
上の写真にも写っているが、実は玉林にはこのファールの直前に交代の指示が出ていて、19番の小林優希がピッチ脇でスタンバっている。もう少し早く交代が認められていたら違う結果になっていただろう。
ただでさえ力が不足気味と言われているファジアーノの中盤が一人減ったら戦力ダウンは必死。この後、FWの喜山が少し下がって中盤の位置でプレーし、小林のワントップ気味で試合を進めるが、TDKに押されてつらい時間が続く。 いつも後半足が止まってくるファジアーノが、いつも以上に走らされているのだから、結果は明白だったのかもしれない。
悪い時間帯の後、DFとGKの連携ミスからループシュートを入れられて同点にされ、サポーター席にも嫌なムードが漂い始める。
その後、ファジアーノベンチは勝ちに行くためにDF池松を抜いてMFの小林優希を投入。喜山を本来のFWの位置に上げて全員で追加点を取る姿勢を見せる。 ここで流れが良くなるかと期待したいところだが、また主審のボケっぷりに流れがとぎれる。ファジアーノのペナルティエリアのギリギリ外でファジアーノがファールを取られたのだが、主審がPKを宣告。線審が大きく旗を振って訂正し、結局主審と線審が確認し有ったところFKに訂正される。
この審判、ちゃんと見ているんだろうか。前半は不要なイエロー連発だったこの主審も、後半は急に流すことが多くなる。どちらのチーム寄りということなく、明らかにファールだろうというのをそのまま流すことが増えてくる。
ファジアーノベンチは、勝ちを取りに行くためにフレッシュなMF三原とFW武田を投入していくも、その采配が結果的に裏目に出たのか、終了間際にTDK側に追加点を入れられて、手痛い敗戦。 監督はその後のインタビューで「負けたのは私の采配ミス」という言い方をしていたが、今回の手塚監督の采配には大きな間違いは無かったように思う。私は賛同出来る。
審判には泣かされた試合だが、長いリーグ戦では負けることも有るだろうし、今日とは逆に審判の判定に助けられる事もあるだろう。TDKも「これが現在17位か?」と思えるほど良い動きをしていた事も事実だ。いずれにしても、気持ちを切り替えて次のアウェー3連戦を戦って欲しい。最も近い次節の京都には行くつもりだったのだが、急遽日曜日に仕事が入って行けなくなった。残念だが岡山から結果を見守る事にしたい。
最近のコメント